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Beyond the LightWave

技術だけでは作れない。けれど、集中して作る為の術は技に有ると思います。

   


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2014/11/28【特撮から学ぶ】

 専門学校の頃の友人と3人で名古屋市科学館に行ってきました。
前々から「館長 庵野秀明 特撮博物館」を見に行こうと誘われていたのですが、僕はあまり特撮に興味が無かったので、「久々に会える事だし・・・。」という気持ちで見に行きました。


  久し振りの名古屋。
沢山の人やモノが満ち溢れて良いな~と思う反面、田舎と比べると土と草の匂いはしないし、沢山の人にすれ違うので軽い挨拶をする事も無いなぁ・・・と、そんな事を思いながら名古屋から白川公園まで歩いて友達と合流。
お互い変わらずといった感じで小話をした後に科学館へ向かいました。


【科学館】
 



【細部まで作られたミニチュアと擬似パース】

 科学館に入ってすぐ左に特撮の記念撮影のミニチュアがありまして、入場する前に寄ってみたらド肝を抜かれました。
道路は奥に進むにつれてキュッと先細りをし、ミニカーもそれに合わせたサイズが置かれていてコンパクトなミニチュアが飾ってあります。これは3DCGならではの技法だと思い込んでいましたので驚きと共に無知から来る恥ずかしさがこみ上げてきました。
特撮は昔の技術という認識が崩壊して、ここには何十年も先を行っていた技術・美術・演出が詰まっているんだ。甘く見てはいけないんだと思いました。

 ミニチュアだけでなく、設定画やイラストも展示されていて、これら全ては現実世界へ作り出す為の細密な設計図になっていました。それに堂々とメモを書き加えられていて・・・そんな勇気、僕にはありません。


以下は撮影OKのコーナー。


【ウルトラマンも】
 
リアル造形物で擬似パース表現による迫力!未来に生き過ぎています。


【あ、チュウキョ~くんとネコ夫だ】

和んだ・・・カワイイっ!!


【背景の作りこみ】






 
 背景は細部まで作られていて、建物の劣化、破壊、特に3DCGではあまり見られない人々の生活感まで作り込まれていました。まるで、この中で小人でも住んでるかのように思います。


【短編映画を観て】
 あと、巨神兵の特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」とメイキング映像も観ました。
映画を観る前の段階で特撮は超凄いということを思い知らされていながら、まだ心の中では「巨神兵の着ぐるみがワイワイドンドン暴れてるだけの映画かな?」と非常に失礼な事を思っていました。
でもそれは大きな思い違いでした。
CGを使ってると思っていたカットは全て現実で作り出されたエフェクトで、特撮が今まで積み上げられた技法と、「今ならこんな事ができるんじゃないか?」という考えで新しい技法で試行錯誤に作り出された素晴らしい映画でした。


「3DCGを一切使わない!」


 メイキング映像でキッパリ言ったこの言葉は衝撃的で、僕の全身が反射的にビクッと跳ね上がりました。
 一瞬、3DCGを否定されたのかと思いましたが、それは違っていて、特撮で魅せられる最大限を引き出してやろうという熱い信念の言葉でした。
CG無しでいったいどんな映像が出来るんだ。全く想像がつかない中、見たことも無い機材でカラクリを作り、膨大なミニチュアの設置、納得いくまでリトライ撮影、細かい破壊表現、そして膨大な片付けまでの映像が流れていました。
悪戦苦闘の中で、凄く楽しく作られていて自分も驚きと笑いがこみ上げてきました。
特撮って凄いじゃないか。
今も全然あって良い技術なんじゃないか?
子供の頃に思い描いた怪獣ごっこを大人になってガチで叶えるロマンを感じました。
素晴らしい!!
(家に帰ったら直ぐに特撮技法を3DCGであれこれ試そう。)




遅いお昼は大須のメガケバブで。
 
【軽食どころの量ではなかった】

友達は量が普通と言ってましたが、僕にはちょっと多かったです。
あと、グリルで回しながらお肉を焼かれているのでさっぱりしてるのかと思ってましたが、とてもジューシーで美味しかったです。(もっとさっぱりしてて良いのよ!)

 その後は友達の買い物で本屋さんへ。
以前、僕は誘惑に負けてAKIRAの絵コンテを買ってしまったので、今度は自分の感情をコントロールして余計な出費をせず常に平常心を・・・。


カワナイゾー、ワシハカワナイゾー。


あっ・・・。


【これは良いものだ(即購入)】

・・・・・・。

いえ、違うんですよ!
こんな素晴らしいものを本屋さんに置いておくなんてケシカランと思いまして仕方なく購入したんですよ!
ちくしょう、相変わらず良い本を揃えていやがって!
次こそは必ず、勝つっ!!




【晩御飯は矢場とん】

 晩御飯はどこにしようかと話しながら歩き回りましたが、またいつか食べたいなと思ってた「矢場とん」で晩御飯にしました。
もう、足がガクガクと限界でこれ以上歩きたくないというのが本音でしたが、既に特撮博物館に行く前に科学館のいろんな展示物を見て歩き回ってる途中で腰が悲鳴を上げ、足が悲鳴を上げ、久々に人間らしい事をして身体は限界を超えていました。
でも、友達はいたって普通です・・・こんなの絶対おかしいよ!!
これは何かの試練かと思うほどに僕は死んだような声しか出ませんでしたが、矢場とんのあっさりした味噌カツ丼に身体が癒されていきました。
癒し系カツ・・・美味しかったです。

帰りに家族のお土産にうなぎパイとブランデーのうなぎパイを買って帰宅。
とても楽しく、貴重な一日を過ごせました。

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田舎暮らしでのほほんと3DCGの勉強をしています。

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