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Beyond the LightWave

技術だけでは作れない。けれど、集中して作る為の術は技に有ると思います。

   


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2011/11/25 【溶かすプラグイン】

nin_2011_11.png
去年と言い、11月の日記数は極端に少なくなりますねぇ・・・きっと忙しいんです。
そう思わせて下さい。



 

はぃ、気分転換に「TrueArt Melt」というプラグインをテストしました。


LightWaveでモノを溶かす機能(プラグイン)がフリーで存在するのは有り難い事ですね♪

例として、「フライパンでバターを溶かす」アニメーションを想定して早速試します。

 

【取っ手が取れる~、ティッファァァル!!】
melt_test_002s-.png(注):取れません。

無駄にテフロン加工のフライパンです。


 

「TrueArt Melt」は溶かすオブジェクトアイテムに適用させて、Collision代わり(似たようなもの)になるアイテムを指定(emitter)して各数値設定を施していきます。

 

【バターのオブジェクトアイテムP】
ob_itemP_001s-.jpg
 

最初は正方形のバターを溶かそうと思ったのですが、いざやってみると溶けた時の液状が正方形のまま広がりを表現するので、「TrueArt Melt」では球形に近いオブジェクトでやった方のが綺麗に溶ける表現が出来ます。
 

【メ~ルト、溶けてしまいそぅ~♪】

 


溶ける動きは出来たので今度はフライパンを動かしてバターをまんべんなく溶かそうと思ったら・・・出来ない。

ヘディング回転では問題はありませんでしたが、ピッチ&バンク回転をすると、どうもダメですね。

 

【「どうもダメですね。」の例】
melt_test_001s-.jpg



この場合は嘘を付きます。
カメラ、背景などを回転させて、あたかもフライパンが回転しているかのように見せるのです。

LightWaveでは出来ないという考えは捨てて、力技と発想力で何とかして作り、動かすことをオススメします。



最後は仕上げに、バターを熱せられて溶ける時に反射光と透明度をアニメーションさせて、パーティクル追加でJetStreamFXを適用して湯気を付けます。

そして、湯気の動きを付ける為にFX_Windを追加してパーティクルを舞わせます。



まだJetStreamFXに慣れていないので、最終レンダリングで出来上がった湯気は真っ白な煙のようなものになりました。

なので、作った湯気の連番画像はAfterEffectsを使ってブラーと不透明度などの調整をしつつ、編集と修正を施していきます。

はい、これで完成です。

 

【ホットケーキ食いたくなってきた】

 


う~ん、まだこの結果に満足出来ない。
もっと上手く出来る方法があると思うので、暇があったらいろいろやってみたいと思います。


 
 

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