技術だけでは作れない。けれど、集中して作る為の術は技に有ると思います。
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長かったLScript関数の勉強を終えて、今度はユーティリティ関数を進めていきます。
ユーティリティ関数についての説明は前の記事に書いてありますが、まだ思い込みで書いている部分があるので正しい説明とは言えません。
これから触ってどんなものなのかを知っていきます。^^;
(分かり次第、記事を修正していきます。)
【Average(2Inputs)】
LScript関数でいう「center」に近い動きをしてくれるんですけど、これは普通に値の欄に入力値として使用するものをかけたり割ったりと計算式を書いていく感じ、どうやら他の関数みたいに「Expressionで利用する単語が難しい計算を省いてくれるよ!」というものじゃないみたいです。
あと、エクスプレッションビルダーで「Average(2Inputs)」を作成する時の最初の式の形状が・・・
(InputA * / 2) + (InputB * / 2)
と、「×」と「÷」が連続で続いてしまっていて、「1×÷2は?」とあり得ない計算式の状態になっています。
このままExpressionを作成してもコンパイル(適用)されないものが出来上がるので式を編集していきましょう。
上のGIFは「/」の記号を使って2つの入力値を割ってそれを足した数値(平均値)が出力値になります。
(InputA/2) + (InputB/2)
(InputA*2) + (InputB*2)
AとBの値が対称的な位置にある場合は平均値(0)になっていますが、AかBを移動した時に真ん中のNullが倍で移動するようになります。
う~ん、こんな動き何に使えば良いんだろう・・・でも、値が編集出来る分、LScript関数の「center」より自由度が高いのは何かと良いですね。
制御的には2Inputsと同じで、平均値を出す為の入力値が3つになります。
上のGIFは2つのExpressionを適用して制御していますが、使い方次第で3つの赤緑黄のアイテムをどれだけ移動しても三角形の重心定理を意識させるような制御が出来るようになります。
この少しモチモチしたような動きはフェイシャルモーションなどで活用出来るかもしれません。
【Average(4Inputs)】
これも同じで平均値を出す為の入力値が4つになるというものです。
ユーティリティ関数に含まれている「Average」は2~4入力までしかありませんが・・・
「入力値の平均値」として出す数式=出力値
と、単純なものなので式を編集して5つ以上の入力値を入れることも可能です。
後はもう特に言う事は無いです。
「平均値を出す数式」と覚えておけば、モーションビルダーをわざわざ開かなくても数学で式と答えを書いていくように自分で1から作る事が出来ますね。
これで一気に3つの関数の意味を理解できました。
(と言っても、数式は同じ仕組みなので1つを覚えたに等しいですねw)
次は「Clamped Map Range」を勉強していきます。
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