主に、LightWave3Dに関する事を書き記します。
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現実世界ではカメラの手ぶれを欠点として扱われていますね。
でも、その欠点がリアルな表現を生み出していて、カメラを操作しているカメラマンの緊迫感などを動きだけで魅せる事が出来ます。
そんな表現がLightWaveでも出来るかどうか実際にテストしてみました。
いざ、LWでカメラの手ぶれを簡単に作る方法を考えると、LW11で強化された仮想スタジオツールを思い浮かべますが、まずは標準機能で通常のカメラの手付けと交えても自動でブレを付けれるものを作っていきましょう。
カメラの子にNullを追加して、これをカメラの目標アイテムにします。
この子アイテムにモーションモディファイヤの「Jolt!」を追加してみましょう。
カメラ固定で車に乗った状態の撮影表現に使えそうですね。
Jolt!はランダムな振動表現に使えますが、これだけでは手振れのゆったりとしたブレが出せないので、一度、Jolt!をオフにして「Oscillator」を2つ追加してX軸Y軸をランダムに反復させてみます。
う~ん、JoltもOscillatorも肝心なところが足りていない。
そう思って、今度は「Jolt!」と「Oscillator」の両方をオンにした状態でテストしてみる。
結構良い感じに目標アイテムがランダムに動いてくれています。
ただ、これだけではカメラが固定状態で回転してブレているだけなので手振れとは言えません。
なので、実際にカメラを揺らしていきます。
「Oscillator」を2つ追加してランダムに反復させます。
テストなのでちょっと大げさに動きを付けていますが、良い具合にカメラの手ぶれ表現が出来たかと思います。
これで、コントロール用のNullを追加してカメラを子にしてやれば通常の手付けのカメラワークに自動手ぶれが付け加えられます。
しかし、この手ぶれが効いたままカメラを意味も無く動かすと3D酔いを起こしてしまう可能性があるので、上手く使えば素晴らしいものですが、下手に使えば最悪のものになるので非常に扱いが難しい技法です。
自分も上手く扱えるかどうか怪しいですね・・・。(;´-`)
そう思うと「スカイクロラ」の飛行機の戦闘シーンのカメラワークは凄い事してるんだな~って身に染みて分かります。
とにかく参考になるカメラワークをいっぱい見て、実際に作らないとアカンですね。
良いアニメーションを作るにはまだまだ道のりが長いです・・・頑張りましょう。
前日記のモーションをセル調レンダリングしました。
AEの「ポスタリゼーション時間」でコマを落とせばセルアニメに近いものが出来上がりますが、ちゃんとコマを選んでやれば動きにメリハリが付くかと思います。
左:レンダリング結果 右:コンポジ分けしたPSDファイルを編集。
1月に作ったオクタゴンを静止画用に編集。
イメージフィルタプラグイン「Photoshop PSD Export」で、色・質感をレイヤー分けにした状態で出力しました。
細かい修正や編集がとてもやり易かったので、今まで以上に3DCGの作品を魅力的にすることが出来たかと思います。
そんなこんなで今は過去作を詰めている感じです。
しばらくは、あまり大したことが書けないかなぁ・・・作品のまとめ&大掃除が終わるのに時間が掛かりそうです。^^;
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