技術だけでは作れない。けれど、集中して作る為の術は技に有ると思います。
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前記事で学んだ
・「Hip Center」
・「Hip Height」
・「Hip Turn Out」
この3つのExpressionを使って去年作成した古いリグを改良しました。
僕なりに考えて丹精込めて作ったリグをどうぞご覧下さい。
【何これ?ただのゴミじゃん。】
ゴロリ・・・最終回は観るからな。
見た目は大した事無いように思えますね。
これは実際に触ってみないとどのようになっているのか分かりにくいと思います。^^;
サンプルデータをご用意しましたので、LWを持っている人は是非触っていただけたらと思います。
【2013_02_21_Foot_Sample】
対応バージョン:LW10~
(LW9.6はIK/FKブレンディング未対応ですが、IK操作限定で動かすことが可能です。)
で、僕自身使ってみた感想は・・・
結構良いです。^^
最初は自動化&制御臭い動きに嫌悪感を抱いていましたが、自分が使い易いように数式をアレンジして自動化と手付け制御を切り換えれるようにしてみたらコレもアリかなと思うようになりました。
このリグに新たに追加した機能は、AutoHip(腰の自動)化と足のLockItemです。
それらはスライダーからON/OFFが出来るようになっているので、今までの手付け方法と新しい制御方法が使えるようになっています。
身体の重心を動かすのに今までピンク色の「Center」ボーンを選択していましたが、腰にある黄色の板状のBoxで制御するようにしました。
このアイテムは腰が自動化の状態でも腰の位置や回転が手付けで制御出来るので機械臭い動きを解消することが出来ます。
グレー色のスライダーを動かすとLockItemが出現します。
この仕掛けを作るのにLScript関数の「selector」を利用。
片足に二つ用意されたアイテム(下駄)を交互に履かせるような感覚で動かしていきますので、この仕掛けは「下駄」と勝手に名付けていますw
主に、青色のスライダーを動かしつつ横の両端にある緑のBoxを移動して足をLockさせて、全体制御用のマスターアイテムで移動するように動かしていきます。
腰が自動化の場合は、このLockItemが無くても地面との接地を感じさせるものが作れるのであまり追加した意味が無いように感じられますが、マスターアイテムごと移動出来るので後々の繋ぎのモーションを作る時に助かります。
こんな感じで新しい追加機能を作ってみました。
このリグの良い点を真っ先に知るには黄色いBoxの足のゴールアイテムを触っていただければ分かっていただけると思います。
【歩行モーションのテストをしてみました】
ステステ・・・テスト。
この歩行テストでは足が前進するたびに腰を(ヘディング回転を制御)振るようにしていましたが、方向転換する時に正しく回転できなくなるのでボツにしました。
(腰フリは腰のアイテムを動かせば良いだけの話ですね。)
そして、その方向転換の為に犠牲になっていた「Hip Turn Out」のExpressionを正しい制御方法で使えるようにしました。
上の歩行モーションでは曲がる時に右足を力技でねじ伏せて動かしていたので、そういうのが解消されたのはとても大きいです。^^;
さて、寄り道はこれくらいにして引き続きExpressionの勉強を再開していきます。
まだまだ覚えないといけないことが沢山あるので、時間が許す限り学んでいければと思います。
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