技術だけでは作れない。けれど、集中して作る為の術は技に有ると思います。
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よし!
昨日はっちゃけちまった分、頑張ってブログを書き込むぞ!!
さぁ、みなさんも一緒にドングル持って・・・
クルクルリィ~☆ マジメモ~~ド変~身~☆
↑(この時点でいろいろと間違ってるぞ、俺・・・。)
ジュワワワァァ~~!!(マジメモードSE)
・・・さて、前の前輪リグの作成に、FollowerとCyclistを使った日記内容を覚えていますでしょうか?
実は、LightWaveには、そのFollowerとCyclistと類似したプラグインがあるんですよ。
(この件では、浅妓様にChannel版のサイクリストのアドバイスを貰って、ここまでこぎ着けることが出来ました!ありがとうございます!!)
それは、ChannelFollwerとCyclerです!!
今回はChannelFollwerとCyclerを使ったモーションテストをINSIDEの例題に沿って使い方を覚えましたので、例として複数のプロペラの回転を簡単に制御する方法をまとめておきたいと思います。
(遅くなりましてすみませんね~^^;)
このChannelFollwerとCycler、FollowerとCyclistと何が違うのかと言いますと・・・
【Follower / Cyclist】 → モーション版プラグイン
・モーションオプションのモーションモディファイヤから追加するプラグイン。
・使い勝手がとても良くて、感覚的にモーションの設定がし易い。
【ChannelFollwer / Cycler】 → チャンネル版プラグイン
・グラフ編集のモーションモディファイヤから追加するプラグイン。
・他のモーションプラグインで再加工出来る。
あと、モーション版とチャンネル版では、類似機能でも若干操作が異なります。
・・・こんな感じでしょうか?
では、早速モーションテストモデルでChannelFollwerとCyclerを使ったアニメーションを作ってみたいと思います。
まずはモデラーで円柱状の棒とプロペラ3つを各レイヤー別で用意します。
モデラー、レイアウト、どちらでも良いのでプロペラ3つの中心点を下の画像のようにあらかじめ設定しておきます。
(図はモデラーでやってます。)
その場でペアレントをオンにして、円柱のオブジェクトを一番親にしてプロペラを子にする。
そして、Cyclerを設定するプロペラ回転制御用のNullを用意します。
手前のプロペラを選択して、
フレーム:0-60 バンク回転:0.0°-1080.0°(3回転)
と、このように設定したらプロペラの回転は終ったも同然です♪
中央のプロペラを選択してグラフ編集を開きましょう。
中央プロペラのバンク回転のチャンネル(Rotation.B)を選択して、【モーションモディファイヤ】タブ→【モーションモディファイヤ追加】から、【Channel Follwer】を選択してパネルを開きます。
【Channnels】のリストから手前のプロペラのバンク回転(Rotation.B)をダブルクリックします。
これでOKを押せば、手前の回転と中央の回転は同期しますが、それだけでは味気無いので中央の回転は遅れ気味に設定してしまいましょう♪
【Time Lag(s)】はフォローしている動きの追従を遅らせることが出来ます。
今回は、ここの数値を “0.3” と入力しておきます。
OKを押したら、一番奥のプロペラも真ん中のプロペラの設定方法と同じようにしていきます。
ただし、【Time Lag(s)】の数値はを “0.6” にしておきます。
これで、【Channel Follwer】の設定は完了です。
試しにプレビューで動きを見てみましょう。
よし、OKですね。
ここで回転が遅かったり早かったり、回転時間が長かったり短かったりと修正したい場合は、手前のプロペラのバンク回転の数値とフレームだけを修正するだけで、真ん中と奥のプロペラも自動的に修正されます。
たったひとつの手付けで、ここまで複雑な動きが出来る。
しかも、その動きはずらすことも出来るし、回転以外にも移動する動きや大きさを変える動きだって制御できてしまう・・・。
つまりですよ、【Channel Follwer】があれば、あのトランスフォーマーのような複雑な変形シーンとか作る場合に、これで簡単にモーションの制御と修正が出来てしまうんですよ?
何だかワクワクしますねぇ♪
話は戻りまして、今度はこのプロペラの回転の動きをCyclerを使って回転制御用コントローラーを作ります。
手前プロペラのバンク回転(元の回転)のチャンネルにCyclerを設定して、制御用に使うアイテムのチャンネルを当てはめていきましょう。
手前プロペラを選択してグラフ編集を開きます。
(グラフ編集の「各アイテムのチャンネル」から選択してもOK。)
バンク回転のチャンネル(Rotation.B)を選択して、【モーションモディファイヤ】タブ→【モーションモディファイヤ追加】から、【Cycler】を選択してパネルを開きます。
「CTRL」NullのY軸(Position.Y)をダブルクリックして、上の画像のように設定していきます。
「Controller High Value」は、どの程度の移動距離の範囲でプロペラを回転させるかの設定です。
この場合は、0m~5mのプラスY軸移動の範囲でプロペラが回転するようになってます。
「Cycle End Frame」は、御覧の通り、どの動きの範囲をサイクルさせるかをフレーム数値で入力します。
(この場合は、プロペラのバンク回転のキーを0-60で付けたので、それと同じにします。)
これでChannelFollwerとCyclerの設定は完了です。
しかし、前輪リグのCyclistみたいに0フレームで「CTRL」Nullを移動させても変化はありません。
この場合の動かし方は、「CTRL」Nullに新しくキーを作成して、+Y軸に0m~5mの移動をしてやると回転の動きが付ける事が出来ます。
試しに、今回は30フレームにキーを作成して+Y軸に0m~5mの移動後、60フレームで元の位置に戻るように0フレームのキーを複製しました。
このように、Cyclerではキーフレームを作成して動きをコントロールしていくのです。
Cyclistと違ってアイテム移動でリアルタイムに回転制御が出来ない分、意図的で理想的な動きをキーフレームで
付けることが出来るので、単純かつ応用的なモーション制御を万能的にこなせるでしょう・・・。
以上で、【ChannelFollwerとCyclerは名コンビ!】の説明を終りたいと思います。
いやぁ、これはなかなか使えますね。
メカの変形や武器の変形、今回のプロペラの回転やタイヤの多数のアイテム回転でも威力を発揮する事ができます。
とにかく、これで複雑なアイテムの動きを一括で簡単に制御出来ますので、かなりの楽チン技法ですよ。
クルクル~クルクル~。
実は、このChannelFollwerとCycler・・・既にLightWave6の時代にあった機能だというのだから驚きですよね!
LightWaveの隠し持ってた古の力、今此処にって感じです・・・。
これだからLightWaveにはいつも驚かされる。
3DCGアニメーション業界でも充分に通用する力を隠し持ってるのでホビーレベルに成り下がるには実に勿体無いツールだと思います。
みんな! LightWave使おうぜ!!
【補足:プロペラをループモーションさせるには・・・】
ChannelFollwerを設定した複数の動きをループモーション(連続回転)させるには、グラフ編集で設定していきます。
手前のプロペラのアイテムを選択して、グラフ編集のパネルを開きます。
図のように、チャンネルモディファイヤであるCyclerのチェックをクリックしてオフにしてください。
そのまま【曲線】タブに移り、60フレームのキーを選択して
そうすると、グラフの曲線が斜め右下へと一直線になるでしょう。
これで、全てのプロペラをループモーション(連続回転)させることが出来ます。
僕としては、アイテムの移動距離によって回転数が自動的に増減するカラクリが理想的なのですが、Cyclistではそれが実現するものの一軸方向のみしか対応出来ないので、右折や左折、Uターンのような動きを付けることが出来ません。
なので、自動車のタイヤの回転はこれらの機能(モーション/チャンネル版プラグイン)を上手く使い分けていくと良いでしょう・・・。
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