主に、LightWave3Dに関する事を書き記します。
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旧バージョンにあったライトプロパティの「環鏡光の明るさ」が無くなり、LW2020のデフォルトシーンで追加された環鏡ライトは、背景色を決めるとオブジェクトがその背景色に染まるので、意図したライティングが作り辛くてあまり好きではありませんでした。
(ここ最近のLWのライト周りの変更、付いていけないですわ。)
なので、新しいLWに馴染めない自分の為に、レイアウトスタートアップ用LScriptを作成しました。
StartUP_2020.ls
このLScriptで以下の動作を実行します。
ラジオシティ オフ
ノイズフィルター オン(CPU)
背景:背景色 白
グラディエント背景 オフ
合成:背景色 黒
EnvLight:明るさ5%
アイテム非表示
◆ 使用方法・設定手順
1.Lスクリプト(StartUP_2020.ls)をmacrosフォルダに入れます。
C:Program Files/NewTek/LightWave2020.0.2J/support/plugins
/scripts/LScript/macros
2.LW2020のコンフィグファイルを書き加えます。lw2020.0.2-64.cfgをテキストファイルで開きますが、書き加える前の状態を別のファイルへ保存してバックアップ用にとっておきましょう。
C:ユーザー/ユーザー名/.Newtek/LightWave/2020.0.2/lw2020.0.2-64.cfg
3.lw2020.0.2-64.cfgを開いて、1行目に「StartupCommand Generic_StartUP_2020」と追加入力して保存します。
cfgを書き換えたくない場合は、レイアウト起動でStartUP_2020.lsを実行してもOKです。
LW2020のレイアウトを起動すると、ビュー上でライトは平行ライトのみ表示されてEnvLightは非表示になっています。
VPRビューで確認すると、背景は黒で、LW2015までのデフォルトシーンに近い状態でスタートしていると思います。
非表示になったEnvLightは不要になったわけではなく、従来の「環鏡光の明るさ」の操作感覚で全体の明るさを調整します。
背景の色に影響されないように、背景色を「白」にして、合成の背景色で「黒」にして、環鏡ライトによるノイズも、ノイズフィルターのおかげでザラザラ感を抑えられています。
LW2020に慣れるまでは、このデフォルトシーンでやっていこう。
今は、EnvLightでオブジェクトが背景色に染まるのを嫌っていますが、ライティングをしていく内にEnvLightに慣れていければと思います。
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