主に、LightWave3Dに関する事を書き記します。
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その前にご報告。
Joystick_CTRLのパネルによるフェイシャルモーションが完成形になってきました。
下の画像の忍者ガールの表情もJoystick_CTRLによって簡単に表情を付けています。
【どうもお久しぶりです♪ 忍者ガールです。】
テスト段階として作成したパネルですが、実践にも充分に使える物になりました。
しかし、作る上でもっとこうしたのが良い、ああしたのが良いという事も分かってきたので引き続き改良を重ねていきたいと思います。
さてさて、タイトルに戻りまして今回は自動車の前輪リグを作りました。
前日記の歯車の応用編みたいな感じですね。
リギングとしての目標は・・・
・タイヤの回転と地面の接地関係を自動的にするモーション。
・右折左折のハンドル動作によるタイヤの回転。
これらを簡単に手付け出来るように組み立てていこうと思いますよ。
【準備】
・マーカー付きのテスト用のタイヤを準備する。
・本体(全体操作用Null)を準備する。
これを用意したら、早速リグを組み立てていきます。
【1】タイヤのオブジェクトアイテム×2を選択して、キーフレーム「-30」でキーを作成して両タイヤのピッチ回転を360°にする。
【2】
キーフレーム「0」に戻り、Nullを新規作成する。
(名称:taiya_Item_L/R)
親を「Master」にして、「taiya_0001(1)/(2)」の中心にスナップドラッグする。
そして、「その場でペアレント」をオンの状態で「taiya_0001(1)/(2)」の親を「taiya_Item_L/R」にする。
【3】
「taiya_Item_L/R」のNull2つを複製して、Y軸の数値を0にする。
(名称:Cyclist_ML/MRに変更する。)
親子関係を「モーションオプション」で解除しておきます。
このNullは名前通り、Cyclistを仕込む為のタミー用Nullです。
【4】
再び、「taiya_Item_L/R」のNull2つを複製してY軸の数値を0にする。
(名称:Target_ML/MRに変更する。)
これはDrawLine用のためのNullです。
この「Target_ML/MR」のNull2つを選択して複製します。
(名称:CTRL_ML/MR)
「その場でペアレント」をオンの状態で、「CTRL_ML/MR」の親を「Master」→「Target_ML/MR」に変更する。
「CTRL_ML/MR」のNullの形状をお好みに変更しましょう。
これは、急発進やブレーキの動きを手付けで付けるためのコントローラーになります。
【5】
「CTRL_ML/MR」にDrawLineの設定をする。
Lineを付けるアイテムは「Target_ML/MR」にする。
※「AS_DrawLine」を使用している場合は「Master」のNullともLineを繋げると、より見易いでしょう。
【6】
ここまで出来たら「taiya_0001(1)」を選択してCyclistを設定する。
「モーションオプション」→「モーションモディファイヤ追加」→「Cyclist」
「Cyclist」のパネルを開いて画像のように設定する。
・ピッチ回転のみオンの状態にし、サイクルフレームを「-30~0」と回転モーションの範囲にする。
・サイクルコントローラーを「CTRL_ML」にして、「PozitionZ」にする。
・コントローラーレンジを「0.0」、「-4.396」にする。
※-4.396の数値は、タイヤの直径(4.396m)です。
あとはOKを押して左タイヤのCyclistの設定は完了。
右のタイヤも同じ手順でやっておく。
【7】
→
現在の状態では「Master」のNullを動かしてもタイヤを回転することは出来ません。
何故なら、「Cyclist_ML/MR」が動いていないからです。
これが何かの親の子として動かしても子は動いていない状態と同じなので、この場合は位置制御の「アイテムと同じ」を使えばOKです。
「Cyclist_ML/MR」のNullのモーションオプションを開いて・・・
「制御と制限」→「位置」タブを開いて右上の画像のように設定していく。
これで、「Cyclist_ML/MR」が「CTRL_ML/MR」の移動位置が同じになりました。
「Master」のNullを選択して動かしてみると、タイヤも自動的に回転することが出来る他、「CTRL_ML/MR」で急発進や急ブレーキの動きを手付けで表現することが出来ます。
【8】
次に、自動車のハンドルを回したときのタイヤの動きをコントロールする動きを組み立てていきます。
新しくNullを生成。(名称:Handle)
親を「Master」にしておきます。
適当な位置に移動させたらヘディング回転のみ出来るようにしておきましょう。
【9】
今度はFollowerを使って回転の動きを「Handle」に連動させていく。
・「taiya_Item_L/R」 ×2
・「Target_ML/MR」 ×2
この4つのNullに「Follower」を適用していきます。
「モーションオプション」→「モーションモディファイヤ追加」→「Follower」
「Follower」のパネルを開き、上の画像のように設定してOKを押します。
【10】
それらを終えたら、「Handle」のNullをヘディング回転してみるとタイヤとリグも同時に回転するようになりました。
これで前輪タイヤのリグは完成です。
しかし、サスの事を全然考慮してないので、これも考慮して組み立てていく必要がありますね。
僕の考えでは「Sticky」で何とかその表現が出来そうだとは思いますが、これもよく考えていかないといけません。
これで車のモデルを作る口実が出来たわけですが・・・・・・気が向いたら作ろうと思います、はぃ・・・。
気が向いたら・・・ ・・・ ね?
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