LWの便利な機能を使う事は、これからの3DCGアニメーションを作っていく上でとても欠かせないものだと思います。
前の日記で紹介した「Keyframer」は特にモーションの使い回しが効いて作業のUPに繋がりました。
しかし、ふと自分の中である疑問が湧いて来ました。
「何故歩行モーションを自動化するのか?」
これが心の中に残っていて、ずっと自分に問いかけていました。
・「Keyfreamerは効率的には良いけど、コピーされた動きを使い回すと機械的で固い動きになり易くならないか?」
・「本当にキャラクターを生きているように動かすなら多少面倒でも手付けしていかなくちゃいけないのではないか?」
上は確かにそう思いますが、下はそんなこと「時間」が許してくれません。
今の個人制作のスタイルでは、どんなに頑張っても一番魅せたいシーンだけでしか全て手付けを施したものを作る事が出来ないと思います・・・全ては時間次第です。
【ナナちゃんジャンプモーション】
何だかんだ言ってますが、リグの性能は良好♪
上のモーションは
新しい構想で組んだリグ。
Keyframerで1ジャンプ+7リピートでサイクル付けして動きを付けたもの。
限られた少ないキーポーズだけでも、グラフチャンネル(曲線)を編集すれば3DCG臭い動きと固い動きを失くす事が出来ます。
う~ん、これ作って思った事は、便利な機能を使ったり動きを使い回しても生き生きしたのもが出来るんじゃないでしょうか?
むしろ、アニメーションの本質はそこにあるんじゃないでしょうか?
繰り返し同じ動きや同じコマを使っても使い回したようには見えないクオリティで魅せて、その中でキャラを上手く動かして生かしていく。
これは考え方と作り方次第で作品の良し悪しは決まっていくのかもしれませんね・・・そんな感じがします。
これからもLWの便利な機能を使って作りますが、必要だと思うところは全て手付けで作っていきます。
とりあえず、今はそれで良い気がしてきました。
そんでもってこの悩みは解決ということにしておきましょう。
はぁ、3DCGアニメーションは難しいなぁ~・・・。(;´-`)
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