本当は、新しいLScript置き場のブログに設置してから公開しようと思っていたのですが、全てのLScriptの動作チェックと使用方法を書くのに時間が掛かっていますので、このブログで先に公開しておきたいと思います。
ChildScaleFix_dsに関する前記事。
2017/07/04
【Value Decayによるスケール制御】
ChildScaleFix_dsは、親アイテムのスケール制御で、子アイテムのスケールに影響を与えないリグを生成します。
前回では、リグを生成するだけのものでしたが、リグの生成と削除が出来るようになりました。
これにより、リグだけでなく、骨の使いまわしでボーンを変形していったり、イアウトでボーン変形したオブジェクトを保存すれば、大まかなスケール変形のモデリングが出来ます。
最初は嘘パース表現を作る為に考えたものでしたけど、使い方次第ではかなり汎用性が高いと思っています。
【ChildScaleFix_ds】
◆:ChildScaleFix_ds
[Generate]
選択アイテムに、子ボーンにスケールの影響を与えないリグを生成。
[Clear]
リグと適用してるExpressionの除去。
スケール変形したボーンの形状を維持したまま、スケール値を1.0にする。
[Bone Color]
選択されたボーンの色を変更。
[Gn]
Generateした時の選択アイテムの色。
[Cl]
Clearした時の選択アイテムの色。
[GE_ClearUnusedExpressions]
未使用のExpression削除。
(注):GEに含まれる全ての未使用のExpression削除する。
【使用条件】
アイテム種類はボーンのみ対応。
親から子の順にボーンを選択してスクリプトを実行する。
使用環境はLW11.6.2で、恐らく9.6~から動作してくれると思います。
【おまけ】
◆:SelChildren_ds
選択されたアイテムの子の階層選択。
LWのSelectChildrenは、選択アイテムの以下の階層全てを選択するけど、SelChildren_dsは、
シーンエディターでアイテムロックされたアイテムの選択を省いた階層選択をする。
これで、アンロックアイテムの階層のみを選択することが出来ます。
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